日頃より、私どもマツダスピードのホームページにアクセス頂き、またマツダ車、マツダスピード製品へのご愛顧、私どもの活動へのご支援、ご理解に、深く感謝申し上げます。

株式会社マツダスピードは、現在行っております事業の育成、拡大を目的として、本年8月1日をもちましてマツダ株式会社と統合し、マツダ株式会社カスタマーサービス本部(広島県)内にマツダスピードの事業部を設置して、引き続きアフターパーツの事業を行っていくこととなりました。これに伴い、「株式会社マツダスピード」という法人は、7月31日をもって解散することとなります。この約半月の間、様々な情報が錯綜し、皆様方にはご心配を与え、正式なご案内が遅れましたことを、この場をお借りしましてお詫び申し上げます。

この度の統合は、皆様方にとりまして突然のニュースであり、衝撃を受けられた方も少なくないと察するところでございます。マツダグループが下した決定は、21世紀のカスタマイズ事業を本格的に視野に入れた上での結論であり、「マツダスピード」ブランドにとって発展的なものであることを、私は確信をもってお伝えしたいと思います。同時に皆様方に対しましては、これまでと変わらない環境でより良いサービスをご提供するための取り組みであることをご理解頂ければ幸いです。

マツダ株式会社として関連会社の統廃合が進む中で、それまで行ってきた事業をマツダ本体に吸収し、専門の事業部を設け、ブランドを継承していくことは異例のことであります。ル・マンを始めとするモータースポーツ活動や、アフターパーツ事業を通じて、皆様方と共に築き上げた「マツダスピード」ブランドが、マツダグループにとりましても大切な財産として確立していることを意味するものであります。これからは、アフターパーツの企画開発、生産、販売がマツダグループの総力をあげた取り組みとなり、「マツダスピード」ブランドがマツダのスポーツブランドとして益々成長していくこととなることを、自信をもって宣言させて頂きます。

8月からの新体制にあたりまして、皆様方にお約束したいことがいくつかございます。一つ目は、これまでと変わることなく、まずは何よりお客様本位で取り組んでいくことであります。様々な局面でマツダスピードの社員がお客様と直接会話をし、ご意見やお叱りを受けながらレベルアップを図ってきた現体制同様、常にお客様の目線で物事を考え、実行していきたいと思います。二つ目は、今後開発する「マツダスピード」ブランド商品は、マツダとマツダスピードの技術スタッフのノウハウを惜しみなく投入し、より高いクオリティでありながら市場にマッチしたリーズナブルな価格を実現することであります。当然のことながらいずれの商品も、アフターマーケットのニーズに合致し、短期間での開発を実現するものでなければなりません。そのためには、アフターマーケットやモータースポーツの世界を熟知した現在の社員の多くを、新組織に配置し、運営していく予定でございます。さらに三つ目として、既存の商品の大半については引き続き生産を行い、8月以降も既存の取扱店を通じて提供させて頂くこととなっており、お客様にはご迷惑をお掛けしないよう対応させて頂きたいと思います。

一方、モータースポーツユーザーへの支援のための活動につきましては、残念ながら中止させて頂くこととなります。モータースポーツを基盤として活動してきた私どもにとりましても断腸の思いではありますが、アフターパーツ事業を拡大することが急務であるために、やむを得ない決断とご容赦賜りたいと思います。

「We're running Strong!! より速く、より強く、未知の領域へ・・・・・・駆け抜ける熱きスピリット」

私どもの古い会社案内に掲げたキャッチコピーです。1991年のル・マンは、この言葉を胸に栄冠を掴みました。今また、この言葉の持つ意味を、未だ破られない日本車唯一のル・マン総合優勝の誇りを胸に、新生マツダスピードの躍進に向けて全力投球を図っていきたいと思っております。

株式会社マツダスピードへの、これまでのご愛顧、ご支援に心より感謝申し上げますとともに、新生マツダスピードにはこれまで以上のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。


株式会社マツダスピード  
代表取締役社長 了安 峻