NISMO、TRD、MAZDASPEEDの3社が初めて東京オートサロンに共同で出展したのは1994年。この年から、全日本ツーリングカー選手権が。国際規則にのっとったJTCCに様変わりするという頃だ。日頃サーキットで競い合う3社が揃ってオートサロンに登場したことは、雑誌やアフターマーケットだけでなく、国内のモータースポーツ関係者にも、驚きの表現とともに迎えられた。

 3社がこの時展示したチューニングカーを紹介しよう。各社のロゴをクリックすると展示車両を見ることができる。装着パーツもなるべく詳しく記載した。但し、94年当時の車両なので、現在パーツが販売されているか否かは、直接各社に問い合わせていただきたい。

(注:この記事は、当時のPOWERAXELウェブサイトのコンテンツを原文のまま再構成したものです。)

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NISMO
SKYLINE R33 TYPE M
「この年に発売されたばかりのR33スカイライン2ドアをベースに、当時の保安基準適合品をほとんど専用開発し、装着したニスモR33タイプM。リアのハイウイングが特徴的なこの赤いボディとアグレッシブなガンメタ5本スポークホイールのコンピネーションで、多くの自動車専門誌に登場した。
今ではR33GT-Rの陰に隠れてしまった感があるが、ニスモ技術陣が400Rを開発完了するまでの間、このタイプMで各種の走行テストを実施し、データ蓄積を行った。

主な変更点
NISMO SKYLINE R33 TYPE M
エクステリア フロント&リアバンパー、フロントグリル、サイドスカート、リアウイング
サスペンション ショックアブソーバー、スタビライザー、ブッシュ
駆動系 クラッチ
制動系 ブレーキパッド、ブレーキライン
エンジン系 エアフィルター、マフラー
インテリア ステアリングホイール、シフトノブ、オリジナルシート、シートベルト
ホイール NS5R F)7JJx17 R)8JJx17


MARCH G2
K11型マーチのスポーティイメージの醸成とエンジンチューナーの育成を目的に始まったマーチN2レース。そこで鍛えられた力強い脚廻りと、高度な操縦性を公道にフィードバックしたのがマーチG2だ。マーチ本来の軽快感のある走りを、さらにキビキビとさせるためにフロント60mm、リア80mmづつトレッドを拡大し、オーバーフェンダーを装着。
巷によくあるスペーサー+ホイールオフセット変更というものではなく、サスペンションアームやドライブシャフトを延長新設した本格派。

主な変更点
MARCH G2
エクステリア フロントグリル、フロントスポイラー、サイドスカート、リアリップ&ルーフスポイラー、オーバーフェンダー
サスペンション ショックアブソーバー、スタビライザー、ブッシュ、スプリング、ドライブシャフト、ワイドトレッドキット
ホイール NEW8 6Jx14


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TRD
TRD3000GT
TRD 3000GT
TRD3000GTは、本格的GTカーイメージのワイドボディエアロパーツを装着したJZA80スープラのロードゴーイングバージョン。GTレースカーと同時に開発が進められたエアロパーツを装着することにより、空力特性を向上させ、高速走行安定性を高めている。また、ワイドトレッド化によるコーナリング特性の限界点をあげ、最強のストリートカーを目指した。改造もTRDで実施する。

主な変更点
エクステリア フロント&リヤバンパー、サイドスカート、フロント&リヤオーバーフェンダー、リヤスポイラー
サスペンション ショックアブソーバー、スタビライザー、ブッシュ
駆動系 クラッチ、LSD
制動系 ブレーキパッド、ブレーキライン
エンジン系 マフラー
インテリア ステアリングホイール
ホイール TYPE-FT F)8.5JJx17 R)9.5JJx17


TRD2000
1994年から始まったJTCCシリーズに参戦するカローラにちなみ、カローラセダンにセリカSS-II用2000cc 3S-GEエンジンを搭載したスポーティストリートバージョン。軽量コンパクトなボディにハイパワーエンジンを搭載することにより、運動性能を大幅に向上したスーパーセダンを目指した。
このTRD2000は、94年10月には、以下の装備にオリジナルシートやクイックシフト、専用デカールなどを追加した限定生産車が発売された。

主な変更点
TRD 2000
サスペンション ショックアブソーバー、スタビライザー、ブッシュ
駆動系 クラッチ、LSD、セリカ用ドライブシャフト
制動系 大型キャリパー、ブレーキパッド、ブレーキライン
エンジン系 マフラー
インテリア ステアリングホイール、シフトノブ
ホイール TYPE-FT 6.5JJx15


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MAZDASPEED
LANTIS A-SPEC.
ランティスAスペックは、コンパクトなボディに軽快な運動性能をもつベース車の持ち味を活かしながら、市街地走行では快適性を損なわず、限界走行時には上級スポーツカーを凌駕するほど質が高く、バランスに優れたスポーツドライビング性能を発揮する。
開発キーワードは、「エンジョイ・ランティス・ワールド」。エアロキットやメーターパネルなどの可視部分には、モータースポーツの緊張感をデザイン表現した。

主な変更点
MAZDASPEED LANTIS A-SPEC
エクステリア フロントスポイラー、サイドスカート、リアダブルウイング
サスペンション ショックアブソーバー、スタビライザー、ブッシュ
駆動系 クラッチ
制動系 ブレーキパッド、ブレーキライン
エンジン系 エアフィルター、マフラー
インテリア メーターパネル、ステアリングホイール、シフトノブ
ホイール MS-01F 7JJx16


MX-6 A-SPEC.
「スポーティエレガントツアラー」として開発を進めたMX-6 Aスペックは、スポーツカー的な動力性能をもつMX-6のポテンシャルを十二分に引き出しながら、オリジナルの上品さをさらに際立たせるチューニングを施している。シティークルーズでは都会の景観に映えるエクステリアを、サーキットでは4WS機能を活かし、果敢にタイムアタックできる卓越したサスペンションシステムをめざした。

主な変更点
MX-6 A-SPEC.
エクステリア フロントスポイラー、サイドスカート、リアダブルウイング
サスペンション ショックアブソーバー、スタビライザー、ブッシュ
駆動系 クラッチ
制動系 ブレーキパッド、ブレーキライン
エンジン系 エアフィルター、マフラー
インテリア ステアリングホイール、シフトノブ
ホイール MS-01 7JJx17


(注:この記事は、当時のPOWERAXELウェブサイトのコンテンツを原文のまま再構成したものです。)