ラリーアートがチューンした「Version-R」は、完成度の高い走りがポイントだ
三菱コルトRALLIART
先月、お伝えした「コルト RALLIART Version-R」。世間の注目度もかなり高いようだ。そして、早くもラリーアートからチューニングパーツがリリースされた。久々に登場した走りが自慢のボーイズレーサー。ラリーアートはどのように仕立てたか?




■ベースを生かした空力パーツ
外観は、ノーマルバンパー下部にGTマシン風のリップスポイラーを装着。そして、リアのルーフにはウィングを装着。これらのエアロパーツは、実車風洞試験の結果、形状を決めているという。前後セットで装着することで空力バランスが向上するそうだ。

三菱コルトラリーアート
左がノーマル     右がRALLIART仕様

三菱コルトラリーアート
車高は変えていない

三菱コルトラリーアート
マフラー出口には、ステンレス製のプロテクター


車高は、変更されていない。そもそも、ベースの「Version-R」自体が標準のコルトよりも15mmほどローダウンされているので、調度良い感じだ。
そして、足元のガンメタ塗装のホイールが凄みを利かせる。

ホイールは、「RALLIART RA04」
前後:17×7.0J+35
タイヤは「DNA S.drive」(横浜)
前後:205/40-17

一方、リアビューは、バンパー下部のステンレス製バンパープロテクターと出口径101φのマフラーが迫力をかもし出す。

■乗り心地と走りを高い次元で両立。完成度の高さを感じる
三菱コルトラリーアート
ベースの「Version-R」の走りは、先月お伝えしたように、かなり良好。では、それをさらにチューニングしたラリーアート仕様の走りはどうか?まず、乗り心地については、ノーマルよりも良いのではないかと思えるほどのものだった。いわゆるゴツゴツ感が無い乗り味である。ワインディングではしなやかに動くサスペンションが動力性能を上回り、終始安定した走りで安心感が高い。特に舵のスワリ感は相変わらず良好で、さらに質感の高いステアフィールは好印象だった。


RALLIARTサスペンション
総じてラリーアート仕様は、乗り心地と走りが高い次元でバランスされた完成度の高いクルマだといえる。
何しろベースが5Drハッチだ。日常性と非日常性の両立が可能な点もありがたい。
かつては数多く存在したターボエンジン。今となっては、特にこのクラスでは貴重な存在。今回、ラリーアートは吸排気系のチューニングでレスポンスを向上させてきた。具体的には、アルミ製のエアサクションパイプやインタークーラーアウトレットパイプ、そしてマフラーだ。そのマフラーサウンドも耳障りなものではなく、大人仕立てなものとなっている。
おしむらくは、トランスミッションのギヤ比。よりクロスしたギヤがあれば、もっと小気味良く山を走れるだろう。