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| Copyright © RALLIART |
欧州の本場ドイツでゴールドステアリング賞を受賞するなど評価の高いコルト。日本国内では1・5Lターボのラリーアートが設定されておりクラス最速を誇っているが、これをさらにチューニングアップしたのがtuned by RALLIARTだ。こちらは足回りと外観のドレスアップが主体のチューニングメニューとなっているが、その走りの良さに驚かされた。1・5LのMIVECターボエンジンはレスポンス、トルク、パワーと三拍子揃っており扱いやすく力強いが、背圧低減マフラーの採用などでさらに高回転域でのパワーが持続されるようになった。そしてそのパワーを支える足回りがいい。ノーマル対比10%程度のバネレートアップに抑え、ダンパーを最適化することで本来のロードホールディングを発揮できるようになっている。欧州でコルトに乗ると2クラス上級のクルマに乗っているかのような錯覚を覚えるが、このtuned by RALLIARTはそれに似たドライブフィールに仕上げられている。コンパクトクラスは低価格化競争が激しく、どこのメーカーも部品の共通化、コスト低減を勧めているためショックアブソーバーなどに対する煮詰めが甘い。コルトも市場競争原理に基づき同じような傾向にならざるを得ないわけだがこのチューンドモデルの登場で本来の資質の高さを知ることができた。
欧州製のコルトと同等の足回りに、それ以上のパワーを組み合わせ最高レベルのコルトとなっているのがこのクルマなのだ。価格はフルキットで80万円弱。コンパクトカーより2クラス上の質感と走り、動力性能が手に入ると思えばお買い得といえるだろう。
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中谷明彦:レーシングドライバー/モーター・ジャーナリスト
1957年11月3日、東京生まれ。
1988年全日本F-3チャンピオン他、F3000、JSPCをはじめあらゆる全日本選手権と国内のすべてのサーキットで優勝を記録。
ル・マン24時間レース、マカオGPなど海外レースでも数多くの実績を残す。現役ドライバーとしてもランサーエボリューションを駆りスーパー耐久シリーズに参戦中。2004年は2年連続、4回目のST2クラスチャンピオンを獲得している。
また、1989年より日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員を務める。ドライビング理論研究会「中谷塾」を主宰、F-1ドライバー佐藤琢磨らを輩出。
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