STI NEWS 06/009
2006.07.18
SUPER GT GT300クラス
トランスアクスル方式シンメトリカルAWD車
「クスコ スバルADVANインプレッサ」デビュー

 7月22〜23日にスポーツランドSUGO(宮城県)において開催されるSUPER GT第5戦で登場する「クスコ スバルADVANインプレッサ」は、“トランスアクスル方式シンメトリカルAWD”レース車両となります。

 「クスコ スバルADVANインプレッサ」は、昨シーズンまで規定による重量増を避けリヤドライブ(FR)方式で参戦をしていましたが、06年規定では四輪駆動車に対する重量のハンディキャップが廃されたこともあり、よりトラクションを得るためにAWD化を計画。今シーズン前半は開発・製作に専念して今回のデビューとなりました。SUBARUのアイデンティティであるシンメトリカルAWDと、CUSCO RACINGが04年から投入したトランスアクスル(ギヤボックスとリヤデフを一体化したもの)を組み合わせた機構を搭載しています。エンジンからの駆動はメインドライブシャフトを通してリヤのセンターデフへ。そこからトランスアクスル、フロントデフへと伝えられます。この機構を採用することで、前後の重量バランスはほぼ50:50を実現しています。またAWD化することにより、トラクションの増加、雨天時の安定走行、ピットアウト時のタイムロス、冷えたタイヤを履いたアウトラップのタイムアップ等が期待できます。

 AWD化により懸念された重量増は、車両・パーツの徹底した軽量化により、従来モデルと同等の重量に収めています。

 STIがチューニングを担当するEJ20エンジンは、WRC(FIA世界ラリー選手権)参戦のノウハウを生かし、SUPER GTのレギュレーションに沿ったリストリクター径に合わせたECUセッティングなどにより、従来よりも低回転時のトルクをアップ。また燃費も向上しています。

 ドライバーは99年以来のコンビである小林且雄と谷川達也。シリーズ残り5戦での活躍にご期待ください。

上記に関するお問い合わせ先
スバルテクニカインターナショナル株式会社
TEL : 0422-33-7848